中小企業診断士という存在はだいぶ前から知っていました。 しかし、経済学・経済政策、財務・会計にまったく興味がありませんでしたし、 実務経験のない人が資格だけ持っていても意味がないので勉強する気にはなれませんでした。 ただ、地域で活動をするなら中小企業診断士の知識はないより合ったほうがいいのでとりあえず勉強を始めました。 標準勉強時間は1年とのことなので、とりあえず頑張ってみようかと思います。 以下、勉強を始める前に考えた内容の記録(11月11日に更新)
計画
簡単に合格できる試験ではないみたいなので、何を重視すべきかを事前に考えることが大切。 興味がないし、知識ゼロの、
この2科目は最初に重点的に勉強をし、一気に1次合格ラインまでもっていく。 財務・会計は2次試験でも重要科目なので、一定の知識を身に着けた後は隔日で1題、簿記の問題を解く。 中小企業診断士に合格するために絶対に必要な
これらは面白そうなので、一定の知識がついたら2次試験のほうを重視した勉強にすぐ切り替える。 その他の科目は1次試験の勉強を中心にする(経営情報システムはどれくらい2次に関連するのかを見てからどこまで打ち込むかを決める)。
- 企業経営理論
- 財務会計
- 運営管理
- 経済学・経済政策
- 経営情報システム
- 経営法務
- 中小企業経営・政策
この順序で勉強をするのがベストと言われているし、それは理にかなっていると思う。 まだ、中小企業診断士の勉強を始めて3日くらいしかたっていない(9月22日スタート?)が、経営法務・中小企業経営を後回しにするのは私もそう思ったのでそうする。 しかし、この試験に合格できるかどうか、一番重要な科目は財務会計であることは間違いない。それを先行させ得意科目にすることで合格が近づく。 また、経済学・経済政策は2次試験と関連性がないので後回しにしてしまいたくなるが、これに苦手意識を持ったまま受験直前になると精神的にアウト。 つまり、あきらめモードに入ることは目に見えている。 この2科目を制することが絶対に必要。 企業経営理論・運営管理が面白い科目だからといって、そればかりの勉強をするようになり合格できなければ元も子もない。
勉強時間の目安
ネットを見ると1000時間~1200時間とあった。 1日3時間しか勉強時間を確保できないはずなので、10月~6月の9か月で800時間の勉強時間で1次合格を目指す。 1次合格後2時までの勉強時間を200時間確保するとして
- 経済学・経済政策 :160時間
- 財務・会計 :260時間(80時間)
- 企業経営理論 :160時間(60時間)
- 運営管理 :140時間(40時間)
- 経営法務 :60時間
- 経営情報システム :120時間(20時間)
- 中小企業経営・政策:80時間
カッコ内は2次対策の時間 9月24日時点で「
みんなが欲しかった! 中小企業診断士 合格へのはじめの一歩 2020年度
」をざっと終わらせたが財務・会計は100%一番時間が必要になると思った。 自分にとっての最終合格できるかどうかの分かれ目の1つは確実にこの科目。 ある程度の目標時間を設定したことで、財務・会計に掛けられる時間が目に見えてよい。 2か月後くらいにもう一度配分を考え直す。
使用テキスト
「 みんなが欲しかった! 合格へのはじめの一歩シリーズ」が分かりやすいので4冊そろえ、それで基礎を固める。 ただ、最新版が出版されるのが10月下旬くらいからということなので、それを購入できる前に、 経済学は石川秀樹の「
試験攻略入門塾 速習! マクロ経済学 2nd edition (【試験攻略入門塾】)
」をできるだけ進める(ミクロまでは無理なので欲張らない)。 財務・会計は「
はじめての人の簿記入門塾―まずはこの本から!
」を読んで簿記が何なのかを把握した後、 「
日商簿記3級 みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本 第2版
」で簿記3級レベルの問題は理解できるようにしたい(結局簿記入門塾は11月11日の時点で購入していない)。 11月ころ、「みんなが欲しかったシリーズ」を購入後は平行して取り組む。年度末までに、全科目4割くらいは取れるようになることを目指す。 簿記2級のテキストをいつから始めるかは状況次第。 1次試験の基礎を暗記し終わったら過去問に取り掛かる。 仮に運良く1時に受かったら2次対策は・・・何をすればいいのかよくわからないが、合格してから考える。
難関試験だということを忘れない
とりあえず、1次試験一度に7科目全部合格できるかどうか、そこが不安。 合格率は20%程度となっているが一度に7科目を合格した人は科目合格者数の割合を見る限り多く見積もっても7%くらいだと思う。 試験内容や受験者層を考えれば、宅建士や行政書士のように簡単に合格できる資格ではないのは明らか。 調子に乗っていたら絶対に合格できない私見だということを忘れないようにする。